衛生管理と感染症

衛生管理と感染症

  あざみ野、たまプラーザ近郊の歯医者、あざみ野フォレスト歯科院長の石山です。

  当院のホームページに器具の滅菌に対する取り組みのページがあります。歯科医院の衛生管理が今ほど徹底されていなかった頃、若くして亡くなる歯科医師の死因は肝臓ガンが最も多かったと言われています。1960〜80年代では、歯医者におけるグローブの着用率が低く、素手で治療を行っていました。感染症宿主の治療を素手で行うことにより、知らないうちにウイルス感染を起こしてしまったというわけです。

  歯科医師は多くの薬品を扱い、手の消毒も頻繁に行います。そのため、手が荒れやすく、その荒れた素手で出血を伴う外科的処置を行うことによって歯科医師自身にウイルス感染し、院内感染が起こるのです。その後、感染症の宿主となった歯科医師が他の患者さんの治療を素手で行うことで患者さんへの感染リスクが高まります。また、歯科用ハンドピースやチェアユニットなど医療用器具への適切な消毒、滅菌を怠るとそれが感染経路となる場合があります。

  特に感染因子として多いものはB型、C型肝炎ウイルスが挙げられます。歯科医院に訪れる患者さんの中にこれらの感染症を患っている方がいますが、感染症を自己申告しなかったり、外科的処置によって出血を伴うことで感染リスクが高まります。

  このように歯科医院において感染対策が非常に重要で、世界的には「スタンダードプリコーション」という感染予防対策の概念が広まっています。スタンダードプリコーションとは「全ての患者が感染症を持っているものとみなして診療を行い、感染予防をしていく」という考えです。

  あざみ野フォレスト歯科では、スタンダードプリコーションを実施し、感染予防対策に努めています。

医院コラム

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