喫煙による口腔内の変化

喫煙による口腔内の変化

  あざみ野フォレスト歯科院長の石山です。

  あざみ野、たまプラーザ周辺や青葉区全体でも全国と比べて喫煙率が低いと言われています。喫煙は特に口腔に大きな影響を与えます。口腔領域の癌の75%が喫煙に関係しているとされています。しかし、口腔内の細菌群(唾液などに含まれる)の違いが癌のリスクに影響を与えるかどうかはこれまで不明瞭でした。

  このほど、ニューヨーク大学に研究チーム喫煙による口腔内細菌群の構成やその影響を調査し、その結果が発表されました。それによると喫煙者の口腔内細菌群と禁煙者・非喫煙者の口腔内細菌群は大きく異なることが判明しました。具体的には、喫煙者の口腔内細菌群においては150種の細菌が著しく多く、70種類の細菌か著しく少なく、例えば、虫歯を促進する細菌種が10%多く存在し、喫煙による毒性のある化学物質を分解すると考えられている細菌が著しく少ないなどが証明されました。

  また、禁煙者の中でも過去10年間喫煙をしなかった禁煙者と非喫煙者の口腔内細菌群に有意差は見られなかったことから、禁煙により細菌群が回復することも判明しました。今後、どの程度の期間の禁煙で細菌群が回復するかなどについてさらなる研究に期待したいです。

  歯医者として患者さんに禁煙指導することも非常に重要であり、今後力を入れていこうと思っております。

 

医院コラム

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